Windows Server 2012 R2 Essentials 用アドインを開発する③~アドインを配置

以前から作ろう作ろうと思っていたWindows Server 2012 R2 Essentials用アドインの開発に着手し始めました。
と言っても、大層なアドインを作れるだけの知識・経験がないため、まずはWebページを表示するだけの簡単なアドインを開発。
連載3回目は、Windows Server 2012 R2 Essentials用アドインをサーバーに配置する手順をメモ。

ゴール

今回は、下記アドインを開発します。
  • Windows Server Essentials ダッシュボードにトップ レベル タブを配置する
  • サブ タブ ページにWebページを表示する
  • Webページは、Microsoft Azure ポータルとする
下記画像は、開発したアドインのスクリーンショットです。

アドイン ファイルをサーバーに配置する

  • WssAzurePortal.addin
  • WssAzurePortal.dll
をWindows Server 2012 R2 Essentialsのサーバーに配置します。
WssAzurePortal.addinを配置
今回開発したアドインはトップ レベル タブ用なため、
%ProgramFiles%\Windows Server\Bin\Addins\Primary
に配置します。
WssAzurePortal.dllを配置
DLLファイルはWssAzurePortal.addin ファイルのbasedir属性値で指定した
%ProgramFiles%\Windows Server\Bin\Addins\MyAddinDLLs
に配置します。
※WssAzurePortal.addin ファイルの設定内容は「Windows Server 2012 R2 Essentials 用アドインを開発する②~アドイン開発」を参照してください。
尚、 [MyAddinDLLs]フォルダーは私が指定したフォルダーであり、初期状態では存在していません。そのため、事前にフォルダーを作成しました。

アドインが表示されるか確認

最後に、Windows Server Essentials ダッシュボードを開き、
  • トップ レベル タブにアドイン名が表示されるか
  • Microsoft Azure ポータルのWebコンテンツが表示されるか
を確認します。
下記スクリーンショットのようになれば成功です。
今回はここまでとします。お疲れ様でした。
連載:Windows Server 2012 R2 Essentials アドイン開発
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